連帯保証人の債務を相続。ローン名義人と連絡がとれない場合、
連帯保証人だけで任意売却は可能できますか?
兄が両親と暮らすために20年以上前に家を買いました。
その連帯保証人に父がなっていました。
3年前、父が亡くなって、母と兄とでその家で暮らしていたのですが、
この2人が折り合いが悪く、とうとう兄が出て行って
3ヶ月前からローンの支払いもやめてしまいました。
同時に連絡もつかなくなってます。
父の死で母と私は連帯保証人の債務を相続していると思います。
私は兄の勝手が許せないですし、支払ってもらいたいと思うんですが、
それでも、このままいくと競売になってしまうかもしれません。
母も70歳を過ぎていますし、この家に住み続けたいと言っています。
なんとか任意売却をしたいと考えています。
ローンの名義人が兄ですが、その兄と連絡がとれない場合でも
任意売却をすることはできるのでしょうか。
埼玉県越谷市/N・Yさん(女性)
回答日:2014年6月13日
ご家族間で行き違いがあったんですね。
感情的な部分でも心労が続く日々だったと思います。
お母様のためにも、1日も早く解決していきたい問題ですね。
任意売却をするには、ローンの名義人であるお兄様の協力は必要不可欠です。
この方の同意がないと、金融機関に「任意売却をします」と申し出ることが
出来ないのです。
当協会にも、
名義人や連帯保証人と連絡がとれないというご相談は頻繁に寄せられます。
そして、思いつく限りの方法をとって、
最終的に「連絡がついた」というケースは意外と少なくありません。
最後まで諦めずに、手を尽くしていきましょう。