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何が何でも家を残したいんです。どんな方法がありますか?
私と夫と子供2人、それに私の両親の6人家族です。
住宅ローンを滞納して、裁判所から調査官が家に来ました。
調査官から「もうどうすることもできない」と言われました。
子供の学校のことや、年老いた両親のことを考えると、今の家から引っ越すことなど
考えられません。何が何でも自宅を残したいです。
任意売却しても家賃を払って住み続けられるという方法もあると聞きました。
どうすれば良いでしょうか?
神奈川県横須賀市/S・Tさん(男性)
回答日:2015年1月8日
私ども、一般社団法人 全日本任意売却支援協会に寄せられる相談でもっとも多い希望が「住み続けたい」です。
だからS・Tさんのお気持ちもよく理解できます。
任意売却して住み続けることをリースバックと言い、当協会でも積極的に取り組んでおります。(具体的には、投資家の方の協力を得て、購入してもらい、家賃を支払う方法です。)
希望を叶えるために最大限の努力をし、実際に住み続けられた方もたくさんいらっしゃいます。
ただし、家を残すことのみに囚われることは危険です。周囲が見えなくなり、本当に大切なものが何か分からなくなることがあります。また、大きな視点や長期的な目線で物事を考えることができなくなります。
「家を残したい」ということばかりに心を奪われ、これからの生活や家族のことを考えられなくなると本末転倒です。家を守ることと、家族を守ることはイコールではありません。家を手放して「肩の荷が下りた」と言って、幸せに暮らしている人もたくさんいます。家族一丸となって苦境を乗り切ったことで、家族の絆が深くなったと実感されている人もいます。
長期的な家族のしあわせのために、最善策を講じていきましょう。